2012

http://www.sonypictures.jp/movies/2012/
梅田のTOHOシネマズにて。一番大きい劇場ではなかったけど、それでもやっぱり大きかった。後ろのほうの席に座ったけど、小さく感じることもなく満足して見れました。
上映時間が3時間弱と、少し長め。災害が起きるまでの登場人物それぞれの描写が退屈に感じて疲れたんだけど、それ以外は文句ないです。
災害シーンは圧巻で、特に気に入っているのが、最初の街から脱出するシーンで、車の中から見た映像のようにつくられていて、さも自分が車にのっているかのような臨場感だった。遊園地などによくあるシアター系体感アトラクションのような。椅子は当然動かないんだけど、それでも音と映像だけでそう感じられるのがすごいなと思った。あと火山の噴火のシーンで、爆風が私にも当たっていました。本当に。何だったんだろうあれは。そこは感動しました。思わず息をのんだ。拳に力がはいった。映画館で見れて本当によかったなと思う。
ストーリーは読みやすい、わかりやすいもだったんだけど、わざとやってるというか、あーあ飽き飽きするぜ、みたいな感じはなくそこがよかった。人がバタバタ死んでいくのに驚いた。普段見ている映画は、死んだとしても、全く関係ない人(街の通りすがりの人やガードマンに流れ弾的な)か、もしくは主人公との関係で死ぬこと自体がストーリーの一部になっている人(両親や恋人、ライバル、友人等)なんだけど、災害だから、全く脈絡なく、その人に否はないが、運によっていきなり死ぬ。突然のトラブルであっけなくどんどん主人公に近い人が死んでいく。少し衝撃だった。こんなに殺すのか!と思ったが、災害ものだと割と当たり前の話なんだろうか?ラストのキスシーンやまとめ方は、おいおい、なんだよ、っていうお約束な感じだったけど、まあ別に求めてるものはそこじゃなかったし、楽しめたのでいい映画だった!と思えた。ただすごく疲れた。なげえよ。DVDじゃ見ないなー。というか見れないな。