『〜なんだけど、「まじウケない?」「おもしろくない?」』の自己完結による自己防衛

女の子に多い、話の最後に「ねえこの話面白いでしょ?」と言ってしまう、会話のしめ方について。(関東育ちの男の子にもよく見られます。)
女の子と話していると、本当にこの手のしめ方が多い。そして大概話は面白くない(まあ面白い話なんてそんなたくさん転がっているわけでもないし、面白い話にできる話術を持ち合わせた人もそういない)。しかしまあ、こういう場合、大概「面白いね」と賛同する相づちを打ってしまう。面倒くさいから。まあ当たり前なんだけど、変な空気になるし、話をしている子はそんな答えを求めているわけではなくて、ただ面白かった話をして、共有したいと思ってくれているだけなので、とても嫌なやつになる。私はそういう人が大好きなんだけど、自分自身ではなかなかできず、つい愛想笑いに。とにかく反論するのは面倒臭い。
そもそも会話において、投げかけられたものを自分でどう咀嚼して解釈するかなんていうのは、話し手が話し終わった時点で全て受け手に委ねられているから、面白くないと思うのも自由なはずなのに、「面白くない?」という一言によって、面白い、と言わざるを得ない状況が作られる。オチのあとに何も言葉がなければ、面白くなければ何も言わなければいいし、面白ければ笑えばいい。変な嘘をつかなくてもすむ。
なのにこの人達と言ったら!
私は不必要な嘘はつきたくないのにこんな細かいところで嘘を積み重ねられている!何だ!不愉快だ!
とにかく「面白くない?」という人達は、自分の体験したことを面白いと感じて、それで一旦自己完結したものを、会話の上で更に自己完結してくる。自己完結することで、面白くないという反応を拒絶して、『絶対おもしろい話』をつくりだし、絶対にすべらない状況をつくりだすのであった。まる。そんな決まりきったポジションにいて楽しいのか!たまにすべって痛い目見やがれ!馬鹿野郎!失敗は人を大きくするんだぞ!

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ってお父さんが言ってたんだけど、まじおもしろくない???