新国誠一/アヴァンギャルド・チャイナ@国立国際美術館

ちょっと前に見ました。
新国誠一は詩の人で、なかなかこうビッときてよかったです。一番よかったのが、詩の朗読の作品。詩人本人による朗読で、なんとも面白かった。数字をランダム(音のことでいろいろ計算されて規則があるのかもしれないけどぱっと聞いてランダムに聴こえました)にリズムを変えて詩が作ってあって、音とか言葉とか数字の面白さがすごい出てた。他にも日本語と英語の朗読があって、言葉についていろいろ考えさせられました。何にしても音が面白くて気になる。ビジュアルよりも音だったなー。

アヴァンギャルド・チャイナは老人ホームっていう作品が一番ギョっとした。怖かったです。あとチラシにも載ってた黄色い顔のやつ。でかすぎる。大きい!大きさの力はやっぱりあると思います。
あと表現すること自体を問う作品があったりしておもしろかった。作品自体は解釈ができなくて、面白くも感じなかったけど(新国誠一の朗読は理解できんくてわけわからんけど面白かった)、考え方が面白いと思った。コンセプチャルアートとか結構そういうの多い。難しいとこだなあと思う。ひたすら鶏を洗う映像はなんだか可愛かったです。