ぽげー

バイトをやめたせいか、ダラダラしすぎてしまっている。なんか、さぼってもいっかって思ってしまってる。よくねえよ!さぼっちゃだめだよ。部屋の掃除もまだしてない。痩せると決めたのにクッキーを作った。やせる気ないだろ。すべてがよくない方向へ向かっているような気がしてならない。
深瀬昌久の写真集、学校にあるぶんは全て見たけれど、まだまだ見たいと思った。てかうちの学校おいてる数が少ない気がするんだけどどうなんだろ。図書館の本って申請したらはいったりするのかなあ。なんだか見たくて仕方がない。あのざわつく感情。『鴉』を入れてほしいな。『父の記憶』を見ていたら泣いていた。祖父が死んだ時のことが思い出されてのことなのか、どうか。祖父の死は確実に私に変化をもたらしたなと改めて思った。
実家に帰ったら、書道の先生が亡くなったという話を母親がなんとなしに話題に出して、私はなんとも言えない気持ちになった。悲しいとも違うが、何か嫌な気持ち。確実に時間はながれているのだということ。それを私は死というものを通さなければ強く自覚できない。人が死んだと聞いて、突然ハッとする。今気づいたかのように。

私は愛する人が死んでしまったときに、カメラを向けられるかなあ。向けられるようになりたい。写真というビョーキにかかりたい。それはとても暗い、底無沼にはまるようなことだろうけれど。