No fear in your future...


http://d.hatena.ne.jp/ro0m13/20050817と合わせて読むとちょっとしたサプライズがおこりません。


出発当日(2005.8.10):
雨が降りそうだったので予定していた時刻より早く家をでるが、自分が自転車をこいでいる間だけ雨が降った。まじふざけんな。
神戸に到着したのでバスに乗ろうとするも、現在時刻は22時30分、出発時刻は20時40分。20時と10時を間違えるというアリエナ〜イミスを犯す。ほかにも東京行きのバスがあったので、運転手に頼み込むことに。
「どうしても東京に行かないといけないんです!のせてもらえませんか!」
最終のバス停についた時点で席があまっていたらOKということでとりあえずそのバス停まで。乗っている間祈りまくった。祈りは見事とどき乗車することに成功。神様ありがとう。そのことを好きな人に伝える。いろいろ言われた気がする。このミスにより余計に1万円が飛ぶ。うわあ。バスの中ではほとんど眠ることができず朝になる。


1日目(2005.8.11):
東京都内、通勤ラッシュ。さすがに笑えない。ただでさえ、バスを逃して集合時間の6時に遅れるっていうのに、ここで1時間近くまたロス。好きな人は朝の5時に東京についていたようで、自分がついたのが9時前。4時間近く待たせたことになる。改めて自分最低。
新宿駅、ややこしすぎて迷う。ケータイを見る。電池が1つ。電話をする。出る。
「今どこ。何が見える」
自分たちのいる場所を伝えようとするも、なかなか伝わらない。電池が切れる。そんな。公衆からかける。出る。
小田急線のところに着て」
とのこと。迷う。迷う。迷う。着く。長いのがいた。小さくまとまって座っている長い人間がいたので、「これだ」と思い、影からのぞく。気づかれる。逃げる。つかまる。謝る。前々から約束していた「会ったら即ハグ」という約束を見事にやぶる。顔をまともに見ることができずにどうするどうする言いながら歩く。手もつなげなくてある程度距離を保ちながら歩く。とりあえず山手線に乗る。手とつなごうとされるも拒否る。我ながらうんこ。何故拒否ったのかよくわからない。
駅についたので降りて荷物をロッカーに入れる。海に行く予定だったのでゆりかもめに乗ろうとするも、人人人、人の波。そういえばお盆だった。家族連れ、カップル、馬鹿みたいに人が多い。まして自分たちが向かおうとしているのはお台場の海。これはさすがに死ぬと思い、断念。海は諦めきれなかったので、人に「人のいない海ってありますか」と聞く。あるわけがない。やっぱりなかった。やることがなくなったので、宿泊するところに行くことに。早すぎる。茨城へ出発。電車に揺られる。電車内に片足立ちをしながら瞑想するおばさんがいた(はず)。謎すぎた。結構な時間揺られる。土浦につく。土浦で時間をつぶすことに。
前に一度来たことがある場所なので2人して懐かしむ。やはり土浦はギャルが多い。デパートのようなところにはいってロッカーに荷物をいれる。トイレに行く。トイレで子供にタオルを貸したら、その保護者に礼を言われ、そのあと
「チエミちゃんじゃないですよね?」
人違いです。
好きな人のトイレが長い。これはおそらく嘔吐をしていると予想。不健康。昼飯を食べる食べない、あそこのギャルを見て萎えた、などいろいろしゃべる。本当にギャルが多い。おそるべし土浦。結局冷たいものが食べたいということになったので、食品売り場でアイスを買い食べることに。食べたあとにプリクラを撮った。いや食べる前か。このへんあいまい。プリクラのできは、1年前よりはだいぶマシになってはいたが、やはりまだ固い。適当にブラブラしてつくばに移動することに。バスに乗ってつくばへ行く。
「どのぐらいかかるの」
「10分ぐらい」
好きな人の記憶のあいまいさに驚く。30分か20分ぐらい乗ってようやくつくばに到着。宿泊施設の人に電話をして車でむかえにきてもらうことに。車が来て車に乗り込むと、おばさんと好きな人の会話がはじまる。自分はこういうとき話題をふれずにひたすら相槌しか打てないのに好きな人はすごいなあと思った。尊敬する。宿に着く。予想以上に綺麗なところ。すごいよつくば。ひととおり説明を受け、休む。説明で、「床は子供がなめても安全なように〜」とか言っていた。好きな人が「床なめて」と言う。微妙なS具合を発揮する好きな人。別になめようと思えばなめられますけど。結局なめなかった。ついたのが3時。結構汗をかいていたので風呂に入ることに。ここの風呂には脱衣所がなかった。2人でどうしようといいながら仕方がないので出てくるときに見ないようにするという方法をとる。ベッドにうつぶせになる自分。こんなところまで来て何をしているのか疑問に思う。好きな人は半裸で外にでてきた。骨。自分は脱衣所はないけど、ちょっとスペースがあったのでそこで着替えることに。風呂からあがる。スッピン。ヤバイ。そして2人ともパジャマ。照れる。手をつなぐ。いろいろ喋る。このへんからあまり記憶がない。コンビニに行き、飯と酒を買う。のむ、食う。だれる。酒のせいであつくなる。床ですべる。夜になって泣かれる。困る。寝られる。放置プレー。悲しくなったのでしばらくしてから泣いた。心配される。うれしい。泣いた。また寝られる。起こしてみる。起きない。カメラをまわしつつ起こそうとする。一瞬目が開いて起きたと思ったらキレだした。「何やってんだよ」とキレながら言われカメラを止める。泣く。好きな人はまた寝だす。泣く。また怒られたら嫌だったので自分も寝ることに。


2日目(2005.8.12):
朝6時に目がさめる。じゃれる。しばらくじゃれる。朝ご飯を食べる。味噌汁とか食べる。ほとんど覚えてない。寝たり起きたりで、10時に部屋出ないといけなくないですか、みたいな話になって着替える。結局出なくてよかったぽい。隣のキッチンつきの部屋に移る。部屋を物色。キッチンとか風呂とか冷蔵庫とか物色。シャワー室せめえええええ!!!ビビる。ベッドとベッドの間に気持ちの悪いマットみたいなのが敷いてあった。きもい。また寝る。上からのられる。布団のはしから覗かれたりする。萌える。3時になって夕食を作るための食材を買いに行くことに。夕食のメニューが決まらない。好きな人が相馬くんに何が食べたいか聞く。「特に何も」相変わらず淡白。自分は須賀さんに聞こうと電話をする。「おかけになった電話番号は現在つかわれておr」そんな。好きな人が電話番号を知っているようなので教えてもらってかける。「何食べたい?」「アイス」ああね…こっちの聞き方が悪かった。パスタが食べたい、ペペロンチーノが食べたい。ということでペペロンチーノを作ることに。自転車で出発する。目指すはつくばセンター。自転車を運転していると腹が痛くなる。いっきにテンションがさがる。気をつかってくれる。申し訳なくなる。迷う。ヘルプ相馬くん!ということで相馬君に電話をかける。現在地を伝えると相馬家付近であることが判明。数分後相馬君登場。道を教えてもらう。
つくばセンター到着。食品売り場がどこにあるのか探す。ジャスコを発見したのでジャスコで買い物をする。スイカとパイナップルとパスタとニンニクとベーコンとたまねぎを買う。酒とかも買う。花火も買う。帰る時に相馬家に寄り調味料を分けてもらうことに。相馬家にあがらせてもらう。することがなかったのでぼーっと受験生の机だなあと思いながら机を眺める。猫がいた。調味料をわけてもらったあとに帰り道を教えてもらう。神すぎた。礼を言いわかれる。外は雨が降り出していた。おいおい。雨に打たれながら帰る。つめたい!とかいいながら帰る。またもやテンションが下がる。
宿について風呂にはいる。そのあとぬれた服を洗濯する。洗濯機を使ったことがないという自分の発言にちょっと引く好きな人。テレビを見る。わらきん。夕食を作る。作る前から「めんどくさい」「疲れた」との声。確かに。それでも作ることに。自分のペペロンチーノを作れない発言に軽くムっとする好きな人。しかたがないので一人で作り出した。することがないので応援をすることに。最初のうちは割と応援してたけどしばらくして飽きる。カメラを回すことに。ハニカミっぽく実況をする。あきる。カメラを持つことさえ放棄しだす。なんだかんだでペペロンチーノが完成。普通においしいと思ったけど、納得のいかない好きな人。食べ終わって食器を洗う。
花火をしようということになって、花火ができる場所をさがす。雨に濡れる。1箇所だけ雨にぬれないところがあったのでそこでやることに。スイカを切る。花火に日をつけて始める。煙がヤバイことになってこれはヤバイと思ったので中断。結局1本のみで終わる。スイカを部屋の中で食べることに。ウマス。雷がすごい鳴っててうわーって思ったけどまあそのまま寝る。じゃれる。この日はすごく疲れていたので気がつくと寝ていた。


3日目(2005.8.13):
朝5時に目が覚める。確かこの日はのりちゃんのほうが早く起きていたと思う。しばらくじゃれる。コンビニに買い物に行く。じゃれる。ちょっと寝る。
起きてから、最終日でもう一緒にいられる時間もあんまりないんだなと思っているそばからのりちゃん爆睡。自分爆笑。いや笑ってないけど。笑えないから…!まじでこいつどうしてやろうかと思った。眠る眠る。もういつも夜更かししてる分を取り戻すかのように眠りこけるのりちゃん。起こすと先日の二の舞になるので起こさない。時間が過ぎる。あっというまにチェックアウトの11時の45分前、10時15分になる。仕方がないのでのりちゃんを起こす。今度はキレられなかった。チェックアウトの時間を1時間延ばしてもらうことに。
「チェックアウト12時に延ばしてきた」
それを聞いて安心したように眠るのり@童貞。殺すぞ!!!!!!!!
ひたすら暇だったのでいろいろ写真を撮ることに。外に出たりいろいろしてて、中に戻ってみると起床したのりちゃんの姿が。申し訳なさそうに謝られた。割と本気で機嫌が悪かったけど、今更どうしようもないや と思ったので許した。えらそうな自分。
チェックアウトをすませてつくばセンターまでの帰り方を聞く。くるときは車だったから帰り方がわからなかった。話を聞くとバスが出てるみたいだからそれにのればいいとのこと。礼をいい出発。
ハウジングセンターまで歩く。ハウジングセンターに謎のトラがいた。何をとっても素晴らしい哀愁の漂い方。ダンディズム。中に入っている人は只者じゃない、と思った。バスを30分ほど待ったのだが、その間ピクリともしないトラ。まじこれ、え、スゴクね???ということになり、のりちゃんがハウジングセンターのほうに行こうと言い出したので一緒に走る。
のり「あのー、これって中に人がはいってるんですか?」
ハウジング人「前ははいってたんだけど今ははいってないんですよー」
その証拠に、腰をかけているように見えたトラだったが、微妙に腰が浮いていて、腰をかけていなかった!!!!!!!!!!!!!
のり「写真とらせてもらっていいですか」
自分「?!?!??!?!??!」
ハウ人グ「いいですよー」
自分「?!??!?!?!?!?!??!?!?!?!??WWwwwwwwwwwwww」
ということで写真と撮らせてもらいました。

微妙に覗かれてるっていうね。恥ずかしすぎた。撮ったあとダッシュした。
またバス停に戻ってバスを待つことに。近くに若い男の人がいてこの人もバス待ってるのかなあと思っていたら、バスが来た瞬間にどこかに消えた。謎。
バスに乗り込むと中には外国人のおじさんが乗っていた。(外国の人はシャツが似合うなあ)と思った。バスの中で手をつなぐ。途中でお姉さん(あえてお姉さんと表記しておきます)が乗ってきた。被害妄想かもしれないけど、手つないでるのを結構見られてた気がする。被害妄想だけど。つくばハムに着く。あ 間違えた。つくばセンターに着く。
前からおそろいで何か買おうと言っていたので、何か買うことに。何がいいかなあと言いながら店をまわる。リングがいいなあと思っていたけど、口には出せないキングオブシャイこと自分、何がいいかなあといい続ける。のりちゃんがリングにしようと言ってくれたのでやったーって思う。リングを見ることに。
「どれがいい」
「どれでも」
聞かなくてもわかる返答。
ぐるぐる店の中をまわる。いろんなリングを見て回ってると後ろにはのりの姿。見づらいと思いつつも一緒にまわる。最終的に自分が何個か選んだ中からのりが選ぶという形に。5つぐらいの中から2つにしぼって、
「どっちがいい?」
って聞かれて、若干右にあるののほうがいいけど、言いにくいしと思って
「どっちでもいい」
と答えたら、のりちゃんが右のほうを選んで、ウヒョーってなった。無事に指輪を購入し、手をつないで歩く。近くにメガネ屋さんがあったのでメガネを見る。2人でかけたりかけられたりしながら楽しむ。かけてから「どう?」みたいなリアクションをとると、首を傾げられ「微妙」みたいなリアクションをとられたりとったりした。気に入ったメガネがあったけどお金もないので買えない。
自分「おそろいのメガネとかでもよかったなあ」
のり「あー」
何があーなのか。おそろいのメガネとかちょっとした罰ゲーム。
買い物も終わり、テーブルと椅子のあるところで休む。自分の服の胸のところが開きすぎているのでそれはもう着るなと言われる。時間がもうそんなにないなあと思ったのでプリクラを撮ろうと提案。つくばセンター周辺でプリクラのとれる場所を相馬君に聞く。本を買う用事があるとのことできてくれることに。神すぎる。
自転車に乗ってあらわれた相馬くんを前に、普通に手をつないでいた自分たち。苦笑いというか、なんというか、そういうものをされたように記憶。死ぬかとおもった。自転車を貸してもらい2人乗りをする。夢にまで見た二人乗り!!!!!テンションがあがる。のりちゃんが漕いで自分が後ろに乗る。腰に手を回す。うわーって思いながらもゲーセンが近いところにあったのですぐ降りる。ゲーセンにはムシキングがいた。プリクラをとる。相変わらずのプリクラ下戸で困る。帰りにムシキングに出会う。(仕事楽しそうにやってるなあ)と思いながら帰る。帰りは自分が前でのりが後ろ。坂になるとのりちゃんが降りて後ろから押してくれた。優しい。ローソンに着くと中から相馬くんがでてきた。二人乗りの姿が自分前、のり後ろのままだったけど、「予想はしてた」みたいな発言。ウン!相馬君に礼を言い、バス乗りばへ。バスはもうきていた。
結構バスはすいていた。割と前のほうの席に落ち着く2人。ここでも寝る寝る。起きておくということを知らないのり@童貞。最初は自分も軽く寝てたけど、途中でなんとも言えない悲しみに襲われ、涙が出た。今日でもう帰らないといけない、しばらく会えない、今日までの一緒にいた時間が楽しかった分の反動だと思う。ここで一番泣いたかもしれない。となりで安らかな眠りにつくのりちゃんを軽く憎む。もうあんまり時間がないのにどうしてこの人はこんなに寝てるんだろう、と怒りの感情がこみ上げてくる。途中でつないでいた手を離したり、いろいろしたのはそのせい。のりちゃんに対して怒るとか、ほんとは間違ってるんですけど。とにかく一人でずっと起きていた。のりちゃんを見つめるも起きない。無理にキスしたら起きるかと思ってしようとしたけど人目が恥ずかしくてやっぱりできなかった。とにかくバスにいる時間がかなり辛かった。
東京駅について、スターバックスで時間を潰す。バスの延長線上、2人とも暗い。悲しくなる。のりちゃんが
「すぐ会えるよ」
と言ってくれたので我慢してたのが我慢しきれなくなり、また泣く。しばらくして落ち着いたが、まだ暗い。このままでは駄目だと思ったので
「2人とも暗いよ!」
みたいな感じのことを明るく言った。別に明るくなりませんでした。トイレの近くの席だったので人通りが激しかった。人が少なくなってきたころにのりちゃんが席を立ってどうするのかと思ってたら隣に座った。わーと思いながら手をつなぐ。キスされそうになる。人が見てる気がしてならないので拒否る。最終的にはしたけど。となりに外国人の男女が座っていて、「ファッキン○○!」とか言ってたらしい。聞き逃した。ここで指輪を交換する。なんと自分とのりちゃんの指のサイズが同じだったのである!!!!!!1驚愕である!!!のりちゃんの指が細いのか、自分の指が太いのか、まあ結論をいいますと両方のせいだったんですが、指輪交換という素晴らしい行事が行えました。自分の太い指に感謝。おなかがすいたので、スコーンを食べる。のりちゃんが
カロリーメイトみたいな味」
と言っていた。同意。
バスの時間がせまってきたので、スタバを出てバスのりばを探す。人がやたら多い。バスのりばを見つけたので安心する。次にどのへんから山手線にのるのかということで探索。見つける。安心する。コンビニでベビータを買う。立つアライグマのキーホルダーを見て
「かわいい」
と言うと
「ほのか*1のほうがかわいいよ」
との発言。となりにプリキュアのキーホルダーあるからってねえ。ほのかて。時間がますますせまってきたので、バスのりばの近くに何かがあったのでそのへんに座る。人の目につくところなのでイチャつくのに抵抗があった。近くに若い女の人もいたのでその人の視線が一番痛かった。階段の踊り場には人がいなかったのでそこで話をした。途中警備員が来て焦ったけど、何も見なかったかのように消えた。また暗くなる。泣き出すのりちゃん。声をどうかければいいのかわからなくて困る。のりちゃんがポラロイドを貸してくれというので貸す。写真をとられる。自分も撮る。それぞれ自分の写真にメッセージを書いた。似たようなことしかかけなかった。写真を交換すると、もうバスの出発時刻間近だった。急いでバスのほうに向かう。バスを確認し、荷物を乗せてのりちゃんの元に走って戻った。すぐに乗らないといけなかった。のりちゃんの顔をちょっと見つめたらのりちゃんもこっちを見てくれたので、嬉しくなって、最後のキスを自分からした。したとたん悲しくなった。背が少し届かなかったので少し背伸びをしてすぐ足を戻すと唇はすぐに離れた。バスに向かって走って、入り口のところで振り返ると、いつものちょっと卑屈な笑みを浮かべて手をふるのりちゃんの姿があった。後ろに人がつかえていたので1秒ほどしかみえなかった。バスの席はのりちゃんのいる方向の窓から一番遠い席だった。指輪に触れながら目を瞑るとそこにはのりちゃんの寝てる顔とかキスするときの顔とか、幸せだったときののりちゃんの顔がすぐに思い出せた。泣きながらベビータを食べた。1日目に一緒に食べたベビータと同じ味がした。


〜fin〜